その他の気液接触装置(噴霧塔や充填塔など)と比べて、液体と気体の体積比が大きいのが気泡塔の特徴です。そのため、液相での反応が遅い場合に大容量の反応を実現することができます。
また、貯液量が多いため、反応温度を効果的に制御することができ、温度に敏感な物質の製造に適しています。
さらに気泡塔は、従来の物質移動装置で閉塞の原因となる接触装置内のドライスポットを避けなければならない場合(結晶化が起こり得る場合など)にも理想的な吸収システムです。この点に関して、GEA は特殊なノンブロッキング型ガススパージャー設計を開発しました。
それだけでなく、気泡塔リアクターには、可動部品がなく操作が簡単であること、優れた混合性能、優れた熱伝達率と物質移動速度、低い触媒摩耗速度、幅広い滞留時間要件に対応できるなどの利点も備わっています。
特長
- 内部が不要
- 噴霧塔や充填塔などに比べてシステム内の液体量が多い
- 気相=分散相
- 高エンタルピーで強固な動特性
- 様々なガススパージャーの設計が可能
- 静的装置なのでメンテナンスの手間が最小限
作動原理
気泡塔の作動原理
気泡塔は気相を分散相とする気液接触装置です。気相が適切な分散器によって塔の底で液体に分配され、気泡として上方に移動し、システム内でガスと液相の激しい混合を引き起こします。
気泡塔では機械的な攪拌は行われず、ガスが気泡の状態で液中に噴出するようになっています。気泡の特性(サイズなど)は主にスパージャーの形状によって決まり、ガスホールドアップ値や気泡塔に関するその他のパラメータもこの影響を受けます。
気泡塔は触媒の有無に関わらず、液体へのガスの吸収や液相での化学反応、二相以上の単純混合、液相からの反応生成物の除去などに使用可能です。

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