高システム圧力用単段遠心ポンプ

GEA Hilge HYGIA H

乳製品、食品、飲料作業向けの実績のあるHYGIAシリーズの高圧バージョン。

高圧ポンプは最大 64 bar のシステム圧力に対応した設計となっています。このポンプシリーズは、衛生と信頼性に他対する要求レベルが高い産業での使用に適しています。この新しい高圧ポンプの一般的な用途は、酪農、食品業界および飲料業界における逆浸透法 (RO) およびナノろ過 (NF) による膜ろ過プロセスです。

非常にレベルの高い衛生要件を満たします

厳しい世界衛生基準を満たす高品質の素材で製造された GEA Hilge HYGIA H は最高の柔軟性も確保しています。HYGIA Hポンプに使用されている素材は、衛生プロセス用に厳選されています。例えば、ハウジングは鍛造CrNiMo (1.4404) を使用しており、滑らかで無孔かつ無気泡の表面であるため、洗浄しやすさが保証されます。

認証を受けたポンプ設計

GEA Hilge HYGIA H ポンプは、ポンプの性能基準に従い、CIPおよびSIPが可能です。3-A 認証シリーズは、HYGIAポンプの実績ある設計を基にしています。広範囲のお客様や要件に固有の文書および証明書により、工場内のポンプを認定しやすくしています。

摩耗部品の交換が素早く簡単なサービスフレンドリーなコンセプト

HYGIA Hシリーズの素早く開くことができるポンプハウジングにより、摩耗した部品に簡単にアクセスできます。メカニカルシールが幅広く準備されているため、広範囲の媒体や用途がカバーされます。さらに、性能レンジ全体でシーズには3つしかサイズがないため、摩耗パーツの在庫管理が最小限に抑えられます。

非腐食性ステンレス鋼を使用した特許取得済みのAdaptaの設計 (HYGIA H I & II) では、により、 素早く簡単にモーターを交換することができ、ポンプをパイプライン内に残しておくことが可能です。コンパクトなL設計 (HYGIA H III) およびAdapta 設計も、標準モーターを使用できます。

各種モデルの設計

バリアント説明HYGIA H IHYGIA H IIHYGIA H III*
Adaptaベアリングブラケットとカップリング付の直動式ポンプxx
Lベアリングブラケット付の直動式ポンプx
SUPERステンレス鋼製シュラウド付きモーターxxx
tronic周波数変換器内蔵モーター (最大 22 kW)xxx
*available from 2023

技術データ

GEA Hilge HYGIA H50 Hz60 Hz
最大流速200 m³/h175 m³/h
最大ポンプヘッド105 m150 m
動作温度最大 100°C
滅菌温度最大 140°C (SIP)
システム圧力PN 64

お客様は多岐にわたるシーリングオプションからお選びいただけます

  • シングルメカニカルシール
  • ダブルメカニカルシール (タンデム形)
  • 標準シール面材質: SiC/SiC
  • 標準 O-リング材質: EPDM (FDA 準拠)
  • 要求に応じて、その他の設計および材料も利用可能
ベアリパブリック醸造所

GEA Hilge HYGIA pumps at Bear Republic Brewery

GEA Hilge HYGIA pumps allow Bear Republic Brewery to focus on efficiency and stay competitive in a mature market
GEA の高圧ポンプの運転

GEA Hilge HYGIA H for greater benefits in the food processing industry

The cooperation between GEA and Zentis Poland, especially with the Technical Development Department dates back 10 years, i.e. to 2009.

関連のある動画

GEA Hilge HYGIA Hygienic Pump Animation

GEA インサイト

持続可能な冷凍で将来を見据えたコールドチェーンを

質の高いコールドチェーン管理の重要性を過小評価することはできません。傷みやすい生鮮食品が消費地で安全かつ高品質であることを保証することは、コールドチェーン施設を運営する人々にとって非常に大きな責任です。GEAは、低温貯蔵や配送センター向けに安全で持続可能な冷凍技術を提供する最前線に立ち、お客様の施設のエネルギー消費量と二酸化炭素排出量の削減を支援しています。

Josep Masramón and his daughter stand in front of their GEA batch milking installation.

バッチ搾乳が現代の酪農を支える理由

自動搾乳における最新の進化は、バッチ搾乳を導入することです。バッチ搾乳とは、通常1日に2~3回、決まった搾乳時間に乳牛をグループ分けして搾乳する酪農方法です。自動化技術は、酪農場における乳牛の福祉、柔軟性、そして持続可能性のバランスを取りつつ、それと同時にコスト構造を継続的に最適化し、より効率的になるという、酪農家の最近の課題を克服するのに役立っています。

何もないところから

多数の国では、安全な水と衛生設備を確保することがいまだに課題となっています。汚れの混じった飲用水により病気になったり、毎日水を汲みに行くという役割を果たすため、学校に通うことができない子供たちが多数存在します。ドイツのハンブルクを拠点とする非営利団体Viva con Aguaと協力することで、GEAは一部のタンザニアの学校にきれいな水を供給する手助けをしています。

GEA の最新情報をお届け

GEA からのニュース配信にサインアップして頂ければ、GEA のイノベーションやストーリーの最新情報を受け取ることができます。

連絡先

ご要望をお伺いいたします。ご要望の詳細をご入力いただければ、お問い合わせに回答いたします。