オーガ付き乳清排出および熟成装置

Drainage and maturation systems with auger

GEA offers a versatile portfolio of state-of-the-art automated curd drainage and maturation systems used in the production of various types of pasta filata cheese. Batch type DMC systems are available with capacities up to 2,000 kg.

GEA の DMC バッチ乳清排出および熟成システムは、パスタフィラータチーズの生産におけるこの主要な工程を完全に自動化します。 信頼性の高い堅牢な DMC 技術では、さまざまな種類のパスタフィラータチーズ用のカードを生産し、カードを穏やかに扱うことで延伸および下流の処理の品質を最も高く保つことができます。

DMC バッチシステムは、カードを生成する速度調整可能な回転凝固シリンダ、および熟成させたカードを直接延伸機器まで送るコンベヤと統合されます。

オーガ統合型の外部および内部タンクから成る DMC システムでは、穴のあいた金属板を通じて乳清の排出を行い、外側タンクの下部で回収し、そこから乳清を回収ラインに送ることができます。その後、カードは熟成するまで所定時間の間、タンク内に溜めておくことができます。熟成中、オーガを前後に回転させて、カードをそっと撹拌できます。熟成が終わると、オーガは、カードを切断し、延伸機器に渡すため、ギロチンカードカッタの方にカードを移動します。

機能とオプション:

DMC システムの機能とオプションには次のものがあります。

  • 連続動作と間欠的な動作が可能な 600 mm オーガ
  • インバータとセンサによって電気的に制御されるオーガ速度
  • ソレノイドバルブにより制御されるフラッシュトガスケットによるオーガの支持

連続システム

GEA は、単一種類のカードの大量生産に適した、連続乳清排出および熟成システムを提供しています。連続システムは、乳清排出ガスケット付きのカード熟成および搬送トンネルで構成されており、乳清中および乳清から出した状態でのカードの熟成を可能にします。排出された乳清を遠心分離ポンプを使用して回収ラインに送ります。

熟成後、カードはガスケットからトンネルの下部に注ぎ込まれます。そこから、コンベヤシステムに沿って延伸機器まで運ばれる前に、カードは 500 mm 回転オーガによってギロチンカードカッタ装置に送られ、所定のサイズに切断されます。

テフロン加工されたオーガは、バッチおよび連続でのカードの乳清排出および熟成システム用に提供されます。オーガの動き、カードの通過および保持時間の正確な制御は、最適な熟成およびカード属性を保証します。

すべての GEA の乳清排出および熟成システムは、AISI 304 ステンレス銅製になっており、最も厳格な滅菌様式および衛生の要件に準拠するために、自動定置洗浄と共に提供されます。自動定置洗浄は、手動洗浄の必要性、水使用量をを減らし、停止時間を最小限にします。

PLC 制御は、自動化および動作パラメータを最適化し、手動介入をさらに減らします。連続および DMC バッチ技術は、カード温度の正確な制御を可能にします。温水加熱用の二重壁ジャケットは、全長に沿って構築できます。配管システムは、スプリンクラを使用した製品の加熱または冷却のために取り付けられます。

GEA は最高水準の安全性をシステム全体に組み込んでいます。カードの熟成および乳清排出技術には、危険区域を保護するための機械的な障壁または近接スイッチが含まれます。また、安全スイッチは、必要な保護機能が連動されない場合に動作が継続されないことを保証します。

GEA は、プラントレイアウト、設置面積、および諸設備の供給に合わせて、バッチおよび連続でのカードの乳清排出および熟成システムを構成できます。

Batch drainage and maturation DMC systems with auger

GEA インサイト

持続可能な冷凍で将来を見据えたコールドチェーンを

質の高いコールドチェーン管理の重要性を過小評価することはできません。傷みやすい生鮮食品が消費地で安全かつ高品質であることを保証することは、コールドチェーン施設を運営する人々にとって非常に大きな責任です。GEAは、低温貯蔵や配送センター向けに安全で持続可能な冷凍技術を提供する最前線に立ち、お客様の施設のエネルギー消費量と二酸化炭素排出量の削減を支援しています。

Josep Masramón and his daughter stand in front of their GEA batch milking installation.

バッチ搾乳が現代の酪農を支える理由

自動搾乳における最新の進化は、バッチ搾乳を導入することです。バッチ搾乳とは、通常1日に2~3回、決まった搾乳時間に乳牛をグループ分けして搾乳する酪農方法です。自動化技術は、酪農場における乳牛の福祉、柔軟性、そして持続可能性のバランスを取りつつ、それと同時にコスト構造を継続的に最適化し、より効率的になるという、酪農家の最近の課題を克服するのに役立っています。

何もないところから

多数の国では、安全な水と衛生設備を確保することがいまだに課題となっています。汚れの混じった飲用水により病気になったり、毎日水を汲みに行くという役割を果たすため、学校に通うことができない子供たちが多数存在します。ドイツのハンブルクを拠点とする非営利団体Viva con Aguaと協力することで、GEAは一部のタンザニアの学校にきれいな水を供給する手助けをしています。

GEA の最新情報をお届け

GEA からのニュース配信にサインアップして頂ければ、GEA のイノベーションやストーリーの最新情報を受け取ることができます。

連絡先

ご要望をお伺いいたします。ご要望の詳細をご入力いただければ、お問い合わせに回答いたします。