ロータリチューブセレクタバルブは、製品の流れを 1 箇所から複数の目的地に振り分けるために、空気圧式粉体搬送に使用されます。複数のラインから 1 つのラインに流れを収束することもできます。マルチポート回転チューブセレクタバルブは、一連の双方向バルブと交換することにより、システムを簡素化し、装置の設置面積を削減するためによく使用されます。
GEA の回転チューブセレクタバルブは、粉体搬送システムの必須コンポーネントに新たな段階の革新と設計をもたらします。強化された構造レイアウトは、粉体の目的地が変更された場合に正常な信頼性のある動作を可能にする強さと剛性を高めます。回転チューブセレクタバルブモジュラ設計は、75 ~ 150 mm (3 ~ 6”) 配管構成による 2 ~ 6 ポートバージョンが提供されています。どのモデルも、手で取り外しを行い、手動で洗浄できます。
RTSV の最大の利点は、材料が蓄積して後続のバッチを汚染するような淀み（デッドポケット）ができない配管分流システムを提供できるという点です。
用途
双方向 RTSV は、希薄相 / 高密相の加圧・真空システムで空気搬送される粉末およびペレットの流れを振り分けまたは収束します。固定配管は高温と高圧に対応し、フレキホースステーションよりも磨耗しにくいという特性があります。
他にも以下のような特長があります。
仕様：
• 直径 75 ～ 150 mm のチューブとパイプ
• 4 つの窓を通じて内部の構成機器を容易に確認可能
• 空気圧のみでの運転
• 洗浄が簡単
• モジュラー設計により、モデル間の部品交換が可能
• モータ制御センタ（MCC）不要
• 製品の接触部品には 304L ステンレス鋼を使用しており、シールの材質は FDA の要件に適合
• バルブは希薄相と高密相システムで使用可能
• EHEDGE および USDA/ 3A 標準に準拠した設計
