GEA HYGiBulk バルク粉末充填装置

GEA HYGiBulk 粉末充填装置シリーズは、バルク粉末プラントのニーズにこたえる柔軟な FIBC 充填ソリューションを提供しています。お客様は、乾燥流動性食品、乳製品、栄養補助粉末、粒状素材をフレキシブル中間バルクコンテナ(FIBC)、バルク袋、フレコンにパッキングするバルク充填システムを、有効スペースやお好みの運転ニーズに合わせて作ることができます。The GEA HYGiBulk システムは、ハイケアエリアでのパッキングや充填エリア内でのパレット作業が必要な場所でのパッキングでも、小規模、中規模及び大規模スループットに関わらず処理することができます。

GEA HYGiBulk シリーズは、3つのコアとなるモデル C1、C2、C3 から構成されています。それぞれのソリューションは非常に異なるニーズに合わせて設計されていますが、袋の容量を最大限活用できるようにすることが共通の特徴となっています。

トップ計量
充填中にループストラップから袋を吊るすことで、袋に折り目をつけずにを充填することができ、結果的に袋の使用可能用量を最大限活用可能です。これにより、袋を安定して完成させることができるようになりました。GEA HYGiBulk は、充填中に袋を吊るす全く新しい計量フレームを使用することでこれを達成しました。

ベース圧縮
充填中、粉末を安定させて袋を置くしっかりとしたベースにするため、袋を振動させます。これにより、オペレーターは安定し、圧縮された袋を生産することができます。このようにして作られた袋は信頼性が高く、倉庫内での安全な取り扱いが可能です。

膨張 (静的) 充填ヘッド
お客様には様々なサイズの袋を幅広く提供しており、共通のオペレーター作業高を確保しながら、充填ソリューションを調整できるようにするというニーズがあることがわかりました。GEA HYGiBulk は、高さが固定された充填ヘッドおよびオペレータープラットフォームを使用して設計されています。様々な長さの袋を取り扱うため、HYGiBulk は袋の長さを調整する自動リフトシステムが装備されています。膨張充填ヘッドは、袋にダストシールを施し、有害なほこりが充填室に侵入しないようにします。

個別の袋のシーリング/閉口ステーションのオプションを装備すると、お客様の厳しい要件に対応する調整気相包装 (M.A.P.: Modified Atmosphere Packing)、粉末サンプリング、自動コンベヤシステムなどの多くの構成が可能になります。

GEA HYGiBulk C1 - バルク袋システム

GEA HYGiBulk C1 バルクシステム

GEA HYGiBulk C1 は、パレットに載せたまま袋に充填する用途向けに設計されています。設置面積が小さく、パレットの充填室内での使用が許可される手動バルク充填ソリューションが必要なお客様に理想的です。

袋は充填ステーションで充填・閉口され、フォークリフトが充填済みの袋を倉庫に移動させることができます。高さ調節可能なコンパクターベースは、充填する袋の長さに合わせて設計されており、600mm の範囲内で構成可能です。

特長

  • シングル操作ステーション - 半自動
  • 充填中の袋の吊り下げ
  • オプションのロータリバルブ、振動コンベヤ、またはクロスフィードオーガーによる粉末供給
  • 袋の固定フック
  • 袋調整範囲 600mm
  • 充填中の計量
  • 袋のベース圧縮 (パレット使用)
  • 調整気相包装可能
  • ヘッドで結んで袋を閉口
  • オプションのヒートシーラー (個別のステーション)

GEA HYGiBulk C2 - バルク袋システム

GEA HYGiBulk C2 バルク袋システム

GEA HYGiBulk C2 は、インフィードおよびアウトフィード電動ローラーコンベヤを追加し、HYGiBulk C1 の機能を拡張しました。これを追加したことにより、プラントのオペレーターは充填室内のパレットの取扱いを自動化することができます。高さ調節可能な HYGiBulk C2 の圧縮ユニットは、ローラーコンベヤと統合されており、パレットを取り扱う際に個別のリフト機能を使用してコンパクターを格納することができるようになります。袋の自動リリース機能を備えた袋の電動ピボットフックは、さらに利便性が向上し、オペレーターは袋の片側だけで作業することが可能になりました。 


特長

  • シングル操作ステーション - 半自動
  • 充填中の袋の吊り下げ
  • オプションのロータリバルブ、振動コンベヤ、またはクロスフィードオーガーによる粉末供給
  • 自動リリース機能を備えた袋の電動ピボットフック
  • 袋調整範囲 600mm
  • 充填中の計量
  • 袋のベース圧縮
  • フィードスルー設計または片側操作
  • 調整気相包装可能
  • オプションのヒートシーラー (ヘッドまたは個別のステーション)

GEA HYGiBulk C3 - HYGiLoad を搭載したバルク袋システム

GEA HYGiBulk バルク粉末充填装置

GEA HYGiBulk C3 は、ハイケア充填エリアでパレットの使用が認められていない場所での使用向けに設計されています。HYGiBulk C2 の様々な機能を備えていると同時に、HYGiBulk C3 は使用していないときに格納される個別の袋圧縮ユニットを備えています。

袋の取り扱い/パレタイジングを行うオプションの GEA HYGiLoad を追加し、ハイケアソリューションを完成させることができます。エアーロックと連結された場合、HYGiLoad を備えた HYGiBulk C3 は安全で衛生的な FIBC 充填で生産量を上げることが可能です。

特長

  • シングル操作ステーション - 半自動
  • 充填中の袋の吊り下げ
  • オプションのロータリバルブ、振動コンベヤ、またはクロスフィードオーガーによる粉末供給
  • 自動リリース機能を備えた袋の電動ピボットフック
  • 袋調整範囲 600mm
  • 充填中の計量
  • 袋のベース圧縮
  • フィードスルー設計
  • オプションの HYGiLoad による袋の搬送とパレットへの配置
  • 調整気相包装可能
  • オプションのヒートシーラー (ヘッドまたは個別のステーション)
  • オプションのパレタイジングシステム
GEA HYGiBulk C3 external-sealer

GEA インサイト

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質の高いコールドチェーン管理の重要性を過小評価することはできません。傷みやすい生鮮食品が消費地で安全かつ高品質であることを保証することは、コールドチェーン施設を運営する人々にとって非常に大きな責任です。GEAは、低温貯蔵や配送センター向けに安全で持続可能な冷凍技術を提供する最前線に立ち、お客様の施設のエネルギー消費量と二酸化炭素排出量の削減を支援しています。

Josep Masramón and his daughter stand in front of their GEA batch milking installation.

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自動搾乳における最新の進化は、バッチ搾乳を導入することです。バッチ搾乳とは、通常1日に2~3回、決まった搾乳時間に乳牛をグループ分けして搾乳する酪農方法です。自動化技術は、酪農場における乳牛の福祉、柔軟性、そして持続可能性のバランスを取りつつ、それと同時にコスト構造を継続的に最適化し、より効率的になるという、酪農家の最近の課題を克服するのに役立っています。

何もないところから

多数の国では、安全な水と衛生設備を確保することがいまだに課題となっています。汚れの混じった飲用水により病気になったり、毎日水を汲みに行くという役割を果たすため、学校に通うことができない子供たちが多数存在します。ドイツのハンブルクを拠点とする非営利団体Viva con Aguaと協力することで、GEAは一部のタンザニアの学校にきれいな水を供給する手助けをしています。

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