2026年4月6日
国連は2026年を「女性農業従事者の国際年」と位置づけ、世界の食品システムにおいて女性が果たす重要な役割に注目することを宣言しました。GEAでは、酪農経営に携わる女性たちが、その未来を形作る一翼を担っています。私たちはそのうちの数名に、何が彼女たちを鼓舞し、何を変える必要があるのか、そして業界がどのように発展していくと見ているかについて語ってもらいました。

「酪農家とともに働くことは、単なる仕事以上のものです。それは、今日の世界に食料を供給しつつ、明日の世界のためにそれを守っていくという責任なのです。私は酪農の未来に大きな自信を持っています」
- ポーリン・ヴァネル、酪農場サービスマーケットマネージャー(フランス)
女性は世界の農業、特に畜産と乳製品生産において中心的な役割を果たしています。国際連合食糧農業機関(FAO)によると、世界の低所得畜産農家の約3分の2は女性です。国際酪農連盟(IDF)の推計によると、世界中で約8,000万人の女性が酪農に携わり、そのうち約3,700万人の女性が自身の農場を経営しています。その結果、彼女たちの働きは、6億人以上の人々の生活を支えているのです。
しかし、多くの農業システムにおいて、資源へのアクセスには依然として格差が見られます。女性酪農家は、男性酪農家と比べて、土地、融資、研修やトレーニング、あるいは最新技術へのアクセスが限られていることが多く見られます。FAOは、こうしたジェンダーギャップを解消することで、世界経済に約1兆米ドルの付加価値をもたらし、世界中で最大4,500万人の食料不安が軽減されると推定しています。
酪農経営の未来は、酪農場だけでなく、それを支える技術やサービスを開発する女性たちによっても形作られているのです。こうした背景から、GEAは自社の酪農経営に携わる女性数名に、何が彼女たちを鼓舞し、何を変える必要があるのか、そして業界がどのように発展していくと見ているかについて語ってもらいました。自動化や牛群の管理からサービスおよび市場サポートに至るまで、彼女たちの視点からは、女性がどのようにして業界を前進させるのに役立っているかが浮き彫りになっています。










