2025年9月22日
8月下旬には従業員たちにより、新本社ビルの完成を祝うパーティーが開かれました。
その本質は、単なる壁やワークステーションを超えて、人々が活躍できる環境を創出することにあります。複数のチームをひとつの屋根の下に集結させることで、新本社ビルでは対話やイノベーション、そして共通の目的意識を育むコラボレーション文化が生み出されるようになります。それと同時に、日常業務でも持続可能性に触れられるように最先端の設計を採用しているので、環境への影響も抑えることができ、まさに資源保護に対する GEA の取り組みを具体化した建物となっています。そして、魅力的な建築様式、活気あふれる周辺の環境、仕事とコミュニティにおける社会生活がうまく融合されることにより、この新拠点では GEA の魅力がさらに高まり、人材が歓迎されると同時にその価値を認められ、自らの未来を築こうという意欲をかき立てられる場所となっています。
Claudia de Bruyn
Interior Architect and Founder, two_space+product
数々の受賞歴を誇る Caspar Schmitz-Morkramer 建築事務所によって実現された美しいデザインにより、部門の垣根を超えたコラボレーションが大幅に増加。これまで分散していた本社チーム、各部門チーム、各国チームをひとつ屋根の下に集結させることで、新しいビルではコミュニケーション経路が短縮されると同時に、オープンさと対話、そして個人の責任感に基づく文化が育まれるようになりました。ワークスペースには柔軟性の高いオープンプラン設計法が採用されており、静音室、共同作業ゾーン、ミーティングエリアに加え、社員食堂や屋上テラスを含む共有スペースも備わっているので、自発的な交流とクリエイティブな意見交換が盛んになります。
ヨハンネス・ギロート
GEA 最高執行責任者
持続可能な建設とスマートな資源利用により、新オフィスは GEA の環境責任に対する取り組みを体現したものとなっています。LEED ゴールド認証を取得し、ドイツの省エネルギー住宅基準 Efficiency House 55(エフィシェンシー・ハウス55)に準拠したこの建物では、屋上を緑化するだけでなく、太陽光発電システムも設置。これは、主に(≥ 90%)廃棄物発電システムで稼働する地域熱供給ネットワークに接続されています。さらに、雨水貯留ソリューション、AI 駆動型消費電力分析、電気自動車や電動自転車、電動カーゴバイク向けの堅牢な充電インフラを設けることで、設備全体の効率性を実現するとともに、環境への負荷をさらに抑えることにも貢献。歩行者に優しいソーシャルインクルーシブなこの地域は、都市再生プロジェクトの一環であり、GEA 本社ビルは緑の空間や文化的アイデンティティ、持続可能な土地の再利用を優先し尊重する、配慮に満ちた頼りになる存在となっているのです。
ステファン・クレバート
GEA の CEO
機能性と環境への配慮に加えて、この新拠点では GEA の雇用主としての魅力が大幅にアップしています。新本社ビルは15分都市コンセプトに沿った活気ある都心に位置しており、居住地、勤務先、移動手段、生活利便施設がすべて徒歩圏内に集約されているのです。また、この建物の魅力は、天然石や打ち放しコンクリート、木目調仕上げといった洗練された建築素材だけでなく、都市景観における優れたコネクティビティと立地条件にも由来しています。
ローズ・クゥ
GEA シニアプロジェクトマネージャー、CEO オフィス
デュッセルドルフ大都市圏における主要企業として、GEA は従業員への魅力アップに努めています。発展を続けるデレンドルフ地区に近代的な新本社ビルを建設することによって、これまで以上に協力的で、持続可能な将来に向けての基盤を整えているのです。