充填システムと IBC 間のインターフェースは、特別に設計された充填ヘッドによって形成されています。接続部分の間隙は、完璧にすすぎと滅菌が可能です。すすぎに使用する温水は、内蔵のチューブ型熱交換器によってモジュールに直接供給されるようになっています。ユーザーにとってこれは、充填プロセスの徹底した、監視可能な安全性を意味します。滅菌時間、充填とすすぎの時間、SIP/CIP データ、さらには製品固有のあらゆるデータといったすべてのパラメータは、タッチスクリーン上で自由にプログラム可能です。
内蔵制御システムは、お客様のご要望に従い、あらゆるプロセス仕様に適合できます。基本的な構成では、プログラム製造、SIP/CIP プラント及び置換パージはしっかりと正確に置かれます。対応するサブメニューは、プロセスパラメータで自由に構成できます。
充填容量の監視は、手動リフトトラックに組み込まれたスケールで行われます。測定されたデータは、WiFi を使用して継続的に PLC に伝送され、評価プロセスによって特定のビンでの正確な充填が可能になります。
公称直径 | DN50 |
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動作温度 | 0 ~ 150°C (32 ~ 302°F) |
公称圧力 | 6 bar (87 psi) |
寸法(長さ×幅×高さ) | 1,200×800×1,460 mm (47.25×31.5×57.5 inch) |
容器サイズ | 100 ~ 1,000 L (26 ~ 265 gal) |
充填容量 | 約1,000 L/h* の容器6つ(約265 gal/h の容器6つ)* |
製品ロス / 充填 | 0.65 L (0.17 gal) |
製品のバルブ | GEA Aseptomag® |
プロセス媒体のバルブ | サニタリバルブ |
角パイプフレーム | AISI 304 |
製品と接触する部品 | AISI 316L、Ra ≤ 0.8 μm (Ra ≤ 32 μin) |
供給電圧 | 100 ~ 230 V AC |
充填容量のモニタリング | 内蔵スケール |
コミュニケーション | ワイヤレス接続 |
* 製品とプロセスによって異なります
このプラグアンドプレイソリューションの中心となるのが、特別に設計された充填ヘッドです。このデッドレッグなしの特別設計の充填ヘッドのおかげで、バッグバルブの部品を含む内部空間全体を安全に洗浄し、滅菌できるようになっています。
fillasept® IBC 充填システムは、基本的にどのようなバッグインボックスシステムにも使用できます。より衛生的な条件下で充填を行うためには、バッグに蒸気滅菌可能なシャットオフバルブを装着する必要があります。このバルブはバッグ側面の下端に配置するのが理想的です。