D-tec® バルブライン

遮断バルブ D-tec® N/DV

D-tec® シングルシート遮断バルブは、パイプラインの制御された開閉に使用されます。バルブは、 UltraClean用途に適していますが、そのほか無菌状態で動作することもできます。

D-tec® ステムダイアフラムは、大気からの微生物が製品に入り込むのを防いで製品と製品の安全性を強化しています。バルブステムとステムダイアフラムとを接続する革新的な技術によって、密閉シーリングエレメントの機械的ストレスが低減されます。

主な構成機器

ハウジング
デッドスペース無しハウジングの高さは、接続パイプラインの直径に相当し、それによってドーム型物質等を回避することができます。多くのハウジング組合せ部品がクランプシートまたは溶接シートで入手可能です。
Internal assembly
The hermetically sealing D-tec® stem diaphragm is the key element of a D-tec® valve. It is characterized by a very long service life, high dimensional stability with temperature resilience and cleanability. D-tec® shut-off valves can be equipped with a soft-sealing (i.e. EPDM) or a hard-sealing (TEFASEP® gold) valve seat seal.
 
Actuator
The actuator size, which is chosen based on process and installation requirements, contributes to low air and energy consumption. Depending on the valve operation, various actuator options are available and the valve can be ideally adapted to customer requirements. The actuator includes an interface to mount a T.VIS® control top onto the valve and the internal air supply reduces the risk of failures with external hoses.
 
Lantern
The lantern connects actuator and product-wetted parts and simultaneously prevents the system from heat transfer between these two valve sections. The lantern has an important supporting and clamping function for the D-tec® stem diaphragm and is furthermore designed for a safe and easy visual detection of leakages.
 
Control and feedback system
D-tec® divert valves can be equipped with T.VIS® control tops M-15 and A-15. They enable seamless integration of the valves into an automated processing plant.

標準仕様の技術データ– ソフトシーリング

項目サイズ
公称圧力バルブ6 bar
閉じ圧5 bar
空気圧制御6 bar
密閉シーリングエレメントD-tec® ダイアフラム
バルブシートシール資材EPDM
製品エリアの表面品質Ra ≤ 0.8
製品エリアの材料品質AISI 316L
最大操作温度+ 135 °C
最大滅菌温度+ 150° 30分間

標準仕様の技術データ– ハードシーリング

項目サイズ
公称圧力バルブ6 bar
閉じ圧5 bar
空気圧制御6 bar
密閉シーリングエレメントD-tec® ダイアフラム
バルブシートシール資材TEFASEP® ゴールド
製品エリアの表面品質Ra ≤ 0.8
製品エリアの材料品質AISI 316L
最大操作温度+ 150 °C
最大滅菌温度+ 160° 30分間

D-tec® バルブライン

D-tec® バルブ技術
シャットオフバルブ D-tec® N/DV – TEFASEP® ゴールド付きのハードシーリング

シャットオフバルブ D-tec® N/DV – TEFASEP® ゴールド付きのハードシーリング

環境汚染への高い保護機能が特徴のD-tec® ステムダイアフラムバルブは、すべてのプロセスで製品の微生物に対する安定性を確保しています。D-tec® バルブは基本的に無菌処理に適していますが、このバルブが主に役立つのは食品、飲料、酪農業界におけるUltraClean用途です。バルブは、EHEDG、3-A 規格など最高レベルの衛生基準に適合しています。

密閉シーリングステムダイアフラムを有するD-tec® バルブは、UltraClean 用途で要求される製品の高品質、長い貯蔵寿命に役立ちます。バルブステムとステムダイアフラムとを接続する革新的な技術によって、操作切替時のダイアフラムの機械的ストレスが低減されます。D-tec® ステムダイアフラムは、実証済み温度許容力と清掃性における製品寿命の基準を定めています。
The D-tec® valve line is based on the VARIVENT® valve line and offers many advantages because of this – e.g. a high level of flexibility in terms of valve configuration. The result: Economic efficiency for the system operator and optimized stock handling due to reduced diversity of parts at proven quality.

All of our D-tec® valves can be equipped with T.VIS® control tops. They integrate and combine our valves into the automated process plant.
 
UltraClean applications
The most relevant product parameter for UltraClean applications is shelf-life. It is mostly determined by the pH-value and the aw-value of the product. In addition, sensory properties need to be considered as well as the logistical chain of distribution. One of the advantages of UltraClean processing is the reduced quantity of preservatives needed for maintaining the shelf-life of the product.

応用例
  • 醸造業界 – ビール、ビール混合飲料(滅菌タンクの純酵母培養、滅菌化後の充填器など)
  • 飲料業界 – 水ベースの混合飲料 (ソフトドリンク、フルーツジュース、フルーツベースの飲料、果肉入りジュースなど)
  • 酪農業界 – ミルク関連製品、乳酸菌発酵製品 ( ESL ミルク、デザート食品、ラクトースなどの砂糖漬け製品)
  • 食品・飲料業界 – ソース、珍味 (フルーツ成分含有食品、ナッツなどの種実類)
D-tec®の概要
  • ステムダイアフラムによる密閉シーリング – UltraClean用途向き
  • バルブステムとダイアフラムとを接続する革新的な技術によって、操作切替時のダイアフラムでの機械的ストレスが低減されます。
  • バルブ挿入とアクチュエータの統合ロータリ切断
  • ダイアフラム破損時における高信頼性の漏れ検出による高い操作安全性
  • 容易な保守設計により、プラント停止の減少
  • ハードからソフトのシーリングへの変換を容易にするモジュラーシステム
  • 空気ワイヤを減少させる内部空気供給
  • 実際のプロジェクト VARIVENT® を参考例にしています。
概要
バルブの種類メートルインチ OD
シャットオフバルブ D-tec® N/DVDN 25 – DN 1001” – 4”
ダイバートバルブ D-tec® W/DVDN 25 – DN 1001” – 4”
制御バルブD-tec® P/DVDN 40 – DN 1001.5” – 4”
タンク底バルブ D-tec® N/DVDN 25 – DN 1001” – 4”
ダブルチャンバーバルブ D-tec® D/DVDN 40 – DN 1001.5” – 4”

GEA インサイト

Josep Masramón and his daughter stand in front of their GEA batch milking installation.

バッチ搾乳が現代の酪農を支える理由

自動搾乳における最新の進化は、バッチ搾乳を導入することです。バッチ搾乳とは、通常1日に2~3回、決まった搾乳時間に乳牛をグループ分けして搾乳する酪農方法です。自動化技術は、酪農場における乳牛の福祉、柔軟性、そして持続可能性のバランスを取りつつ、それと同時にコスト構造を継続的に最適化し、より効率的になるという、酪農家の最近の課題を克服するのに役立っています。

何もないところから

多数の国では、安全な水と衛生設備を確保することがいまだに課題となっています。汚れの混じった飲用水により病気になったり、毎日水を汲みに行くという役割を果たすため、学校に通うことができない子供たちが多数存在します。ドイツのハンブルクを拠点とする非営利団体Viva con Aguaと協力することで、GEAは一部のタンザニアの学校にきれいな水を供給する手助けをしています。

GEAの社員は目的を持った人材です

GEAは、「Engineering for a better world(エンジニアリングでより良い世界を)」という核となる使命を追求し、従業員がソリューションを再考し、分野を超えて協力し、世界中の産業に変革をもたらす瞬間に貢献する機会を提供する、選ばれる雇用主としての企業文化を築いています。

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