噴霧乾燥機 FSD Minor™ 噴霧乾燥機

FSD Minor™ 噴霧乾燥機は、研究開発および少量生産用の FSD™ 噴霧乾燥機シリーズで最小の噴霧乾燥機です。これは、粒が粗く、埃のない流動性に優れた凝集体の粉末を製造します。

乾燥チャンバの下部に統合流動床を装備した FSD™ 噴霧乾燥機では、スプレーおよび流動床の技術が堅牢なプロセスにまとめられ、乾燥および凝集が 1 回の単一操作で行えます。このようにして得られる粒子構造は、一房のブドウにたとえられます。この技術は、粘着性、吸湿性、芳香性のある製品やを備え熱に敏感な製品も含め、食品用途に特に適しています。

乾燥プロセス

SSP FSD MINOR flow 1200x675

予備の乾燥段階で、乾燥用エアダクト内の並流ノズルにより、濃縮液が微粒化されます。空気が噴霧乾燥機に垂直に入り、高速で空気分散器を通過するため、微粒化された液滴が乾燥用空気と最適な状態で混合されます。蒸発は、乾燥チャンバを垂直方向に通過する際、瞬時に行われます。この第 1 段階の乾燥で、粒子は完全には乾燥しません。

含水量が多いと、粉末の熱可塑性が高くなり、粘着性が非常に高くなります。ただし、FSD™ 噴霧乾燥機内の気流は、粒子が乾燥チャンバに付着せず、静的な統合流動床に直接到達して第 2 段階の乾燥が実行されるように設計されています。粉末の炭水化物や脂肪含量が多い場合には、冷気を使用して製品が予冷されます。製品の流動化と第 2 段階の乾燥用温度の調整に充分な速度で、静的な統合流動床に空気が供給されます。第 1 段階および第 2 段階の乾燥からの乾燥用空気が、チャンバの上部から出ます。

凝集粉の需要が強いのは、微粒子に比べて流動性と分散性が改善される頻度が高く、さらに埃が少ないためです。

 

特長

  • 製品の開発と製造が少容量で行える
  • 多段式乾燥技術
  • チャンバの統合流動床がチャンバベースに組み込まれている
  • 製品の柔軟性と熱効率が優れている
  • 熱に敏感な芳香剤製品の乾燥
  • 粘着性および吸湿性のある製品を 1 回の連続操作で処理できる

小規模の GEA FSD™ 噴霧乾燥機には、以下の 4 つのサイズがあります。

FSD MINOR™サイズ 4.0サイズ 6.3サイズ 12.5
メインプロセスの公称ガスフロー (kg/h)804006301,250
水の蒸発容量 (kg/h)0.5 ~ 65 ~ 2510 ~ 5020 ~ 90
通常の平均粒子サイズ (μm)30 ~ 30050 ~ 30050 ~ 30050 ~ 300