流動床乾燥器 / 冷却器

CONTACT FLUIDIZER 流動床

CONTACT FLUIDIZER 流動床は、湿った化学品バルク粉末を乾燥させるための非常に大規模な流動床ソリューションです。コンパクトなデザインで、高い熱効率を誇り、ガスの流量を押さえることができます。

乾燥工程

CONTACT FLUIDIZER GEA Niro2 1200x675

湿った粉末を CONTACT FLUIDIZER の完全混合部に供給すると、その場で蒸発が始まり、粉末がすぐに流動化します。独自の回転式フィードスプレッダーにより、完全混合部の「均質性」だけでなく、その性能を維持するのに欠かせない湿った供給材料の連続的な均一分配が保証されます。半乾きの粉末は、粉末の滞留時間が完全に管理されているプラグフロー部に送られます。最終段階として製品の冷却が必要な場合は、冷却パネルを内蔵したプラグフロー部を設けて流動床を拡張することができます。

粉末の流動化に必要なガスは個々のプラントに合わせたオーダーメイドの GILL PLATE によって分配され、床上にガスが均一に分配されるとともに、塊となった製品が適切に搬送され、シャットダウン時には流動床が効率的に空冷されます。

熱効率の面では、流動粉末層に加熱パネルを沈めることで、パネルからの熱が流動ガスによって効率よく粉末に伝わるようにするという設計が特徴的です。

機能:

  • 水性の粉末飼料を扱うオープンシステム、あるいは有機溶剤をしみ込ませた粉末用の密閉システムとしてオーダー可能
  • エネルギー原単位を削減
  • 平均粒子サイズが 50~800 μm
  • 製品の滞留時間が長く、乾燥が穏やか
  • 完全混合部とプラグフロー部の組み合わせにより、乾燥プロファイルを最適化
  • 加熱パネルの採用により空気消費率を削減
  • 効率的な洗浄のために CIP システム非装備の仕様でもお求め可能
  • フィルター内蔵仕様もあり
CONTACT FLUIDIZER GEA Niro 1200x675

GEA インサイト

持続可能な冷凍で将来を見据えたコールドチェーンを

質の高いコールドチェーン管理の重要性を過小評価することはできません。傷みやすい生鮮食品が消費地で安全かつ高品質であることを保証することは、コールドチェーン施設を運営する人々にとって非常に大きな責任です。GEAは、低温貯蔵や配送センター向けに安全で持続可能な冷凍技術を提供する最前線に立ち、お客様の施設のエネルギー消費量と二酸化炭素排出量の削減を支援しています。

Josep Masramón and his daughter stand in front of their GEA batch milking installation.

バッチ搾乳が現代の酪農を支える理由

自動搾乳における最新の進化は、バッチ搾乳を導入することです。バッチ搾乳とは、通常1日に2~3回、決まった搾乳時間に乳牛をグループ分けして搾乳する酪農方法です。自動化技術は、酪農場における乳牛の福祉、柔軟性、そして持続可能性のバランスを取りつつ、それと同時にコスト構造を継続的に最適化し、より効率的になるという、酪農家の最近の課題を克服するのに役立っています。

何もないところから

多数の国では、安全な水と衛生設備を確保することがいまだに課題となっています。汚れの混じった飲用水により病気になったり、毎日水を汲みに行くという役割を果たすため、学校に通うことができない子供たちが多数存在します。ドイツのハンブルクを拠点とする非営利団体Viva con Aguaと協力することで、GEAは一部のタンザニアの学校にきれいな水を供給する手助けをしています。

GEA の最新情報をお届け

GEA からのニュース配信にサインアップして頂ければ、GEA のイノベーションやストーリーの最新情報を受け取ることができます。

連絡先

ご要望をお伺いいたします。ご要望の詳細をご入力いただければ、お問い合わせに回答いたします。