次世代のドライホッピング技術

HOPSTAR® ドライ

プラグ&プレイユニット化されたドライホッピング装置は、プロセス最適化による原料使用量の最小化、独自の香りを擁する個性的なビールの製造を実現します。

円錐形タンク (CCT)を用いたドライホッピングは、ビール業界で既に多く用いられている技術ですが、ホップ香の抽出効率が低く、製品ロスも多いといった問題が残ります。進歩した ドライホッピング装置 により、GEA は次世代のドライホッピング技術を提供し、プロセスの品質と生産性の両方を向上させます。

産業的な試験では、スタティック方式(タンク内に直接浸漬)と比較し、抽出効率と原料使用量において、約30~50%メリットがでることが確認されました。さらに、ホップ固形分は、それ自体の沈殿によって装置内部に残留するため、製品ロスを最小限に抑制できます。 

完全自動化接続してすぐ使える装置

GEA ドライホッピング装置 は、既存のセラーに簡単に組み込むことができ、CCT に接続できる完全に自動化された接続してすぐ使える装置です。装置は、接続された CCT 内の攪拌用ジェットミキサーと、ホップ粕除去用のフィルターを備えています。スキッドは、独立した装置として制御され、周辺機器との信号交換のためのインターフェースを備えています。装置は、ホップ処理量に応じて多数の標準機をラインナップし、最大処理量750kg まで対応します。(より大きな処理量は要相談)。

ホップオイルの抽出効率を向上します。

ホップ抽出タンクにホップを手投入した後、タンク内の低せん断アジテータで攪拌を行います。

ホップ粒子の効率的な分離

処理を終えたビールはCCT に移送し、次のバッチへの置き換えを行います。ターゲットとする香気成分抽出まで、抽出、移送ステップをリピートします。

レキシブルなプロセスと高い品質

ドライホッピング装置は、抽出、沈殿、溶解等のプロセスパラメーター調整によって、あらゆる製品特性(ホップ品種、香気特性etc.)に対応します。ドライホッピングビールの高品質のため、、装置はCO2雰囲気下に置かれO2ピックアップを防止します。

本装置の利点

  • 抽出用容器は最大ホップ負荷に合わせます。 
  • 内部配管済み、配線済みの為、現地立上げが容易です。 
  • 原料使用量の抑制が可能です。(スタティック方式との比較) 
  • 固形分除去が効率的に行われ、製品ロスを最小化します。
  • HOPSTAR® Dry 1台で複数の貯酒タンクに対応できます。
  • ホップ特性に応じて、各プロセス条件を個別調整することができます。
  • 完全自動のプロセスにより、製品品質の再現性を担保します。 
  • CO2パージングにてO2ピックアップを防止します。 
  • 既存設置への組み込みも用意です。 
  • CIP 対応で、既存のCIPサイクルに組み込むことも可能。高い衛生レベルにて最高品質を担保します。 
GEA HOPSTAR™ DRY fully automated plug & play unit
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