ESL 充填モジュール

GEA の ESL 充填装置の主な特長は、制御された環境内での衛生的な充填であり、さらに、速度と精度と柔軟性を駆使して最高の性能を発揮します。

この充填機は、過圧無菌空気により生産中もウルトラクリーン適合環境が維持されるように、クリーンボックスに入って密閉されています。

GEA ESL 充填装置は、製造開始時の製品廃棄物、製品転換、シャットダウンを最小限に抑える「スクラップフリー」設計に従って製造されます。

定置洗浄（CIP）と蒸気ベース（SIP）の滅菌法により、信頼性と精度に優れた総合システム管理を実現します。

GEA ESL 充填装置は、PET 容器と HDPE 容器に対応しており、衛生的で洗浄可能なプラスチック筐体用キャッパー、またはアルミホイル製のふたに使用できる完全統合型の回転式タレットのいずれかを搭載しています。

利点:

• HEPA 充填装置は、生産中の衛生条件を確保するために、ウルトラクリーン適合環境に無菌空気を供給します。
• 「スクラップフリー」設計により製品転換時の製品ロスを最小限に抑えます。 
• すばやく簡単なボトル形態切り替え 

感受性の高い製品に対応した衛生設計

Fillstar DX は、充填バルブの真上にタンクがあるため、完全排水が可能で、よどみが出る箇所はありません。さらに特長として、充填ノズルの下に特殊な製品回収ダクトを備えています。

この構造により、開始サイクル時、変換時、生産終了時の製品廃棄量を確実に最小限に抑えます。

容積式バルブは、再汚染の可能性を回避できる無接触充填を実現します。さらに、2倍の充填速度により充填精度を最適化できます。

充填カルーセルとキャッピングカルーセルは、過圧無菌空気流が供給される衛生的な閉鎖環境に格納されます。

Fillstar DX モジュールでは、ネックデザインが同じであるあらゆる容器形態にすばやく切り替えることができます。

本システムには、閉ループの CIP と SIP の機能により自動ダミーボトルが装備されます。