容器の滅菌 無菌ブロー充填システム ABF 1.2

高酸性と低酸性の両操作に適している ABF 1.2 は、無菌ブロー成形モジュールと、無菌充填機およびキャッパーモジュールを兼ね備え、プリフォームとキャップのための過酸化水素ベースの殺菌技術を特徴としています。

ABF 1.2 は一体型無菌充填機とキャッパーを備えた世界初の回転式無菌ブロー成形機の最新の進化版です。これは、プリフォームがオーブンから出るときに過酸化水素を使用してプリフォームを無菌化し、次いで無菌環境で無菌空気を使用してプリフォームをブロー成形し、この無菌性を充填とキャッピング工程全体を通して維持することを目的として設計されています。

コンセプト

過酸化水素を使用したプリフォームの滅菌処理
過酸化水素を使用したプリフォームの滅菌処理

プリフォームはオーブンを出ると直ちに滅菌され、加熱されて熱分布が最適化され、エネルギー消費量と滅菌剤の使用量が最小限に抑えられます。プリフォームの内面および外面は、残留値を最小限に抑え、滅菌レベルを 6-log 減少させる除染性能を達成するために、安定して制御された結露が発生しない工程を使用して気化過酸化水素 (VHP) で処理されます。

滅菌工程後、プリフォームは無菌ブロー成形ホイールが配置されている無菌ゾーンに入り、専用 VHP 滅菌システムを含むフィルター回路を介して供給される無菌空気によりブロー成形されます。

ブロー成形されたばかりの滅菌ボトルは無菌ゾーンを離れることなく、ネック部を把持されて無菌ブロー成形機から無菌充填モジュールに転送されます。無菌充填機は予め滅菌された微生物アイソレーター内に密閉され、クラス 100 無菌空気の過剰圧力により製造中に無菌性が維持されます。充填機モジュールと同様に、ABF 1.2 システム内のキャッパーモジュールは無菌用途向けに特別設計されており、微生物アイソレータ内に完全に密閉されます。

利点:

過酸化水素を使用したプリフォームの滅菌処理
過酸化水素を使用したプリフォームの滅菌処理
  • オペレーターの介入を必要とせず効果的で再現可能、自動化されたブロー成形モジュール、充填モジュール、キャッピングモジュールの完全自動滅菌
  • 製造時に化学物質消費量が少なく、水の消費量はゼロ
  • 容器内の VHP 残量が最低限
  • 製品の切り替えに要するダウンタイムの限定 (3 時間の洗浄・滅菌サイクル)
  • 敏感な飲料業界の特定プロトコルに対応する微生物学的検証
  • FDA PoC 認定

性能

汎用性が高い ABF 1.2 無菌製造システムは、粒子の有無にかかわらず、非常に敏感な高酸飲料と低酸飲料、非炭酸飲料または炭酸飲料を処理することができます。このシステムは、1 つの滅菌段階でキャップとプリフォームのいずれでも滅菌レベル 6-log 減少を実現し、除染を実行することができ、ラインの停止や中間洗浄の必要なしに 165 時間の連続無菌製造を提供します。1 時間あたり最大 48,000 本の飲みきりサイズのボトルという製造速度を様々なフォーマット (最大 2.5 リットル) で実現することができます。

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Sterilcap VHP キャップ滅菌器
Sterilcap VHP キャップ滅菌器

プリフォーム滅菌システムと同様に、ABF 1.2 キャップ滅菌モジュール Sterilcap VHP R も適切な濃度と温度で VHP を使用します。ブロー充填技術によって必要とされる冗長性を保証する回転式キャップバッファーを含む特別適合設計は、すべてのキャップ表面が曝されることを確実にし、いかなる「シャドー」領域も防止し、キャップ変形のリスクを回避します。

キャップ殺菌モジュールを使用して、スポーツキャップとフラットキャップの両方を処理することが可能です。機械的な介入なしに無菌性を失うことなく素早い切り替えを行うことを可能にする ABF 1.2ソリューションは、Sterilfoil VHP L技術でアルミホイルクロージャーを処理する際に最大限の柔軟性を提供します。