酪農

乳製品加工向け産業用冷凍および加熱

冷凍&加熱 - 乳製品
GEA は、乳製品産業向けに洗練されたプロセス技術を提供する公認のプロバイダであり、その専門知識は産業用冷凍にまで及んでいます。当社の冷却ソリューションの範囲は、標準化されたコンプレッサパッケージからカスタム設計されたシステムおよびターンキー冷却設備にわたります。
乳製品加工向けのプロセスに不可欠な冷却

プロセスの各段階に適切な温度を確保することは、チーズの場合でも粉乳の場合でも製品品質にとって極めて重要です。GEA のインテリジェントプラントおよびコンプレッサ制御システムと非常に効率的なコンプレッサにより、正確な冷却が保証されます。  たとえば、ハードチーズの加工中には、特定の温度での特殊な冷却および調整を必要とする 5 つの段階があります。

  1. 牛乳の投入と準備プロセス
  2. 低温殺菌 / サーミゼーション
  3. 水冷およびブライニングプロセス
  4. 熟成プロセス
  5. 保管および流通プロセス

最初の 2 つの段階では、+0.5/1.0 °C の定常流温度の氷水または +2 °C の冷水が必要です。チーズのプレスト熟成では、6~10°Cの間の温度でチルドウォーターを提供する必要があります。同時に、熟成と貯蔵専用室を適温に調整する必要があります。  前述のように、3 つの水流は異なる温度にする必要があります。必要とされる製品温度に近い水温に適合させることにより、お客様はエネルギーコストを削減できます。 

乳製品の冷却
エネルギー効率の良い GEA のコンプレッサ

GEA の V シリーズピストンコンプレッサは、特に部分負荷の場合に驚くほどの COP 効率を示すことにより、その付加価値を証明しています。その独自の「インタイム視覚化」保守制御モニタにより、サービスが必要とされるときを正確に示す、すべての主要パラメータへのリアルタイムアクセスが提供されます。この常時監視は、設備の信頼性に良い影響を及ぼし、定期的な保守に要する費用を削減します。自然冷媒の利用によって、エネルギー効率と持続可能性に同時に取り組むことができます。

廃熱の再利用

乳製品冷却プロセスに関して、GEA は産業用ヒートポンプを設置することにより、「地球に優しい」節約にも目を向けています。どのプロセスにおける廃熱を回収し、他のプロセス(低温殺菌、凝固および乳清分離または浄化など)に転用できるのかを特定することで、当社は、お客様が持続可能性目標の達成に向けて努力し、そのプロセスのコストを削減できるよう支援します。GEA の望みは、お客様と協力して、環境に配慮した持続可能な高効率のソリューションをあらゆる要件に合わせて調整することです。

Customer cases

子供たちの牛乳

Aurivoが持続可能な液体乳施設の建設をGEAに委託

アイルランドで2番目に大きな液体乳プロセッサAurivoは、GEAの一体型ミルクプロセッシング・冷凍・加熱/ヒートポンプシステムにより、そのKillygordonサイトにおける二酸化炭素排出量を80%削減しました。

アイスクリーム

コロンボのアイスクリーム工場向けGEA冷凍ソリューション

スリランカにあるCICL Ice Cream Factoryは、アジアの中でも最も現代的なアイスクリーム製造工場の一つで、GEA冷凍システムの導入後、数年にわたってすばらしい成功を連続して収めています。

クーリングクラブ - ウェビナー

オンデマンドでのウェビナー

産業における熱回収

加熱プロセスの脱炭素化と経費削減を専門家から解説 言語:英語
GEAの持続可能なエネルギーソリューション

NEXUS-GEAの総合的なエンジニアリング・ソリューション

プロセスソリューションのユニークな統合により、冷房&暖房の需要に応じて、エネルギー消費量を削減し、操業コストを最小限に抑え、二酸化炭素排出量を削減することができます。
Heat to Cool - Using heat pumps to cool our warming planet

今後何世代にもわたって地球を冷房/暖房

歴史的なパリ協定の意欲的な目標を達成するために、冷熱装置の脱炭素化を速め、後の世代のためにより良い世界を作る必要があります。

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GEA インサイト

Josep Masramón and his daughter stand in front of their GEA batch milking installation.

バッチ搾乳が現代の酪農を支える理由

自動搾乳における最新の進化は、バッチ搾乳を導入することです。バッチ搾乳とは、通常1日に2~3回、決まった搾乳時間に乳牛をグループ分けして搾乳する酪農方法です。自動化技術は、酪農場における乳牛の福祉、柔軟性、そして持続可能性のバランスを取りつつ、それと同時にコスト構造を継続的に最適化し、より効率的になるという、酪農家の最近の課題を克服するのに役立っています。

何もないところから

多数の国では、安全な水と衛生設備を確保することがいまだに課題となっています。汚れの混じった飲用水により病気になったり、毎日水を汲みに行くという役割を果たすため、学校に通うことができない子供たちが多数存在します。ドイツのハンブルクを拠点とする非営利団体Viva con Aguaと協力することで、GEAは一部のタンザニアの学校にきれいな水を供給する手助けをしています。

GEAの社員は目的を持った人材です

GEAは、「Engineering for a better world(エンジニアリングでより良い世界を)」という核となる使命を追求し、従業員がソリューションを再考し、分野を超えて協力し、世界中の産業に変革をもたらす瞬間に貢献する機会を提供する、選ばれる雇用主としての企業文化を築いています。

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