ステップバイステップ

5 月初旬の最初の建設段階で、GEA は　36 の発酵タンクのある発酵ホール 8 に工程用配管を取り付ける作業を開始しました。これには、ワイン、スパークリングワイン、水、および排気用に工程と発酵ホール 7 を繋げる作業も含まれていました。

既存の発酵ホールではすでに行われていた固定配管として、合計で公称直径 DN 50 から DN 80 の 1250 メートルのステンレススチールパイプがこのエリアのステンレススチールブラケットに取り付けられます。その当時はすでに、操作担当者がより簡単に操作でき、作業の安全性が確実に改善されるため、恒久的に取り付けられた切り替えパネル (写真を参照) 付きのこの配管システムが、古いホースシステムの代わりに設置されていました。

発酵タンクの充填と完全排出は 1 年間に 2 回しか行われないため、手動のシャットオフバルブで操作するように設計されました。スイベルベンドには拡張バルブが付いており、操作担当者はスクリュー接続部を簡単に緩めることができます (操作圧 6 – 8 bar g)。すべての取り付けおよび溶接作業は熟練した作業員によって行われます。対応する勾配が付けられた長いパイプに加え、溶接線の突起には特に注意が払われます。突起は、パイプ壁の厚みの 10 % を超えてはならないからです。すべてのパイプに対して、TIG 不活性ガス溶接手法が使用されます。その後、溶接線の外側が不動態化 (酸洗い) されます。パイプはタンクの列と並行に配置され、ワインまたはスパークリングワイン用の手動ディスクバルブ付きの各タンクの前まで引かれます。経済的な理由により、各リングラインに空気を排出するためのグループ接続部があります。